手数料と直販
自社予約を増やす前に確認しておきたい5つのこと
「予約エンジンを導入したのに、公式からの予約が増えない」というご相談をいただくことがあります。多くの場合、原因はシステムではなく、その手前にあります。
1. 公式から予約する理由があるか
同じ部屋が同じ値段で予約サイトにも並んでいるなら、お客さまは使い慣れた方を選びます。ポイントが貯まる分、むしろOTAが有利です。
公式限定の特典、公式だけの部屋、公式だけの予約枠。何か一つでも「ここでしか取れない」ものがあるかどうかが分かれ目になります。
2. 料金の整合が取れているか
予約サイトと公式サイトで料金が食い違っていると、お客さまは安い方を選びます。当然のことですが、繁忙期の改定やキャンペーンのたびにズレが生じやすい部分です。
3. スマートフォンで完結できるか
宿の予約はスマートフォンから行われることがほとんどです。文字が小さい、日付が選びにくい、途中で画面が崩れる——こうした引っかかりは、その場で離脱につながります。
実際にご自身のスマートフォンで、予約完了まで一度通してみてください。気づくことが多いはずです。
4. 泊まりたいと思える写真があるか
宿のWebは、写真で判断されます。どれだけ導線を整えても、部屋と料理と風呂が伝わらなければ予約には至りません。
枚数を増やすより、一枚の質と置き場所です。最初に目に入る一枚で決まります。
5. 更新できる体制があるか
繁忙期にサイトを触る余裕はありません。だからこそ、更新しなくても情報が古びない構成にしておくか、短時間で直せる仕組みを持っておくかのどちらかが要ります。
どこから手を付けるか
順番としては、1(予約する理由)と2(料金の整合)が先です。ここは費用をかけずに今日から着手できます。3から5はサイトの作りに関わるため、あわせて見直すことになります。